【書籍紹介】懲戒に関する書籍を書きました！

１．はじめに

本日は、共著ですが、著作者として出版社から本を出すことができましたのでそのご報告をします。

２．書籍タイトル

書籍のタイトルは、

「ケース別　懲戒処分検討のポイント　－判断・求償の考慮要素－」です。

新日本法規出版から、2022年4月28日に発売されるようです。

まだ製本されたものを見ていないのですが、これまでの作成過程で説明されたコンセプトとしては、懲戒処分のケース分析を中心に、裁判例及び、懲戒対象者への求償について言及していくというものとなっています。

弁護士10人程度の共著であり、私の前事務所の弁護士2名が編集者となっています。

３．内容

内容としては、弁護士、社労士、企業人事部の方向けですが、それぞれのケースは、確かにありそうというものになっており、ケースを見るだけで非常に面白いと思います。

一例を挙げると、

「勤務先がブラック企業であるとの暴露本や記事を公表した場合」などです。（設問内容は執筆開始時のもの）これに対して、ケースの具体的な内容が書かれ、そのようなケースが実際に起こった場合の対応の注意点等について別途裁判例などを挙げながら説明がされていくことになります。

多くの著者が同じフォーマットで書くため、出版社の編集の方にはご苦労をおかけしたかと思います。この場を借りてお礼を申し上げます。

４．まとめ

弁護士業務を行いながら、労働法に関する書籍を執筆する機会をいただき、たいへんありがたいことでした。

今後も、他の執筆陣の先生や共編の先生方のお顔に泥を塗ることのないよう、労働法に関する知識の研鑽に努めていきたいと思います。（法律相談）（労働問題）