【事務所の運営】LINEの返信フォーム
2022/04/04
LINEの返信フォーム
それぞれの手軽さ
1.はじめに
当事務所は、オンラインで法律相談をお受けしますとお伝えしています。顧問先とのやり取りについては、極力顧問先の会社で利用しているコミュニケーションツールを使っています。
また、LINEでの相談受付も行っていますが、このLINEでの相談受付について、思うところを書いてみたいと考えています。
2.現状
現状、LINEでの相談受付は、私が開設した公式LINEと、ポータルサイトから提供されたLINE Worksアカウントで行っています。いずれのアカウントも、やり取りの内容がわかるのは弁護士である私だけです。
LINEですから、利用者からみると、自己のアカウントに「ともだち追加」をしたうえで、①自分がだれであり、②どのような問題があって、③どう対処したいのか、という点を伝えなければなりません。
3.悩みどころ
上記のように、伝えるべきことは上記3点になろうかと思いますが、こちらからの指定が何もない場合に、上記の3点を自分から伝えられる人は多くありません。
そうなると、こちらから定型メッセージで、伝えてほしい内容をお知らせすることが解決策になりそうです。
ともだち追加をされた場合、こちらから、これこれの情報を教えてくださいとお伝えするわけです。
しかし、実際にはこの情報を教えてくださいという最初のメッセージの作成が難しいと感じています。
すなわち、聞きたい情報はある程度はっきりしているのですが、最初のタイミングで全て入力して送ってくれ、というと相手の返信が煩瑣になりますので、そこで離脱してします。
少しの情報だけでも返してほしいということであれば、簡単に入力できることを求めるわけですが、今度はメッセージの往復が発生し、これも利用者からみると煩雑であると感じられることがあるでしょう。
結局、メッセージの作成回数と、1回のメッセージの手軽さとがトレードオフになるので、地道に改善していく必要があるように思います。
4.まとめ
上記のように、当事務所はLINEでも相談をお受けしていますし、顧問先のコミュニケーションに極力合わせてやり取りをしていきたいと考えています。(法務パートナー)(オンライン)
また、利用者の方の負担にならないよう、有効に運用を改善していきたいと考えています。
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