【多摩 労働紛争】アイドルは労働者か(労働裁判例紹介07-02) 労働裁判例紹介07-02Hプロジェクト事件(東京地裁令和3年9月7日判決)1.はじめに前回に引き続き、アイドルの労働者性について判断した裁判例についてみていきます。2.労働基準法上の労働者の判断基準…
【多摩 労働紛争】アイドルは労働者か(労働裁判例紹介07-01) 労働裁判例紹介07-01Hプロジェクト事件(東京地裁令和3年9月7日判決)1.はじめに今回は、労働裁判例紹介として、最近判決がされた、Hプロジェクト事件をご紹介します。この事件では、アイドル活動をし…
【多摩 企業法務】どうやって仕事を探そう02 労働市場における雇用仲介の在り方に関する研究会報告書の紹介1.つづき前回は、厚生労働省の報告書の総論部分と、類型(1)から(3)までをご紹介しました。類型(4)以降は、少し新しくなりますの…
【多摩 企業法務】どうやって仕事を探そう01 労働市場における雇用仲介の在り方に関する研究会報告書の紹介1.はじめに突然ですが、今日、新しい職を探そうと思ったとします。あなたならどうしますでしょうか。10年ほど前であれば、タウンワークな…
【多摩 企業法務】(学校の)先生の残業代(労働裁判例紹介05-03) 埼玉県事件(続き終わり)1.はじめに前回及び前々回の続きとして、今回も埼玉県事件(さいたま地裁令和3年10月1日判決・労働経済判例速報2468号3頁)を取り上げます。原告の主張は、要約すれば①給特法…
【多摩 企業法務】(学校の)先生の残業代(労働裁判例紹介05-02) 埼玉県事件続き1.埼玉県事件の概要前回(リンク先)書きましたように、いわゆる給特法は、教職員に関し、労働者に対する割増賃金の支払いを求める労働基準法37条の適用を排除しています。これにより、…
【多摩 企業法務】(学校の)先生の残業代(労働裁判例紹介05-01) 1.残業代って何?近年は、残業代に関する紛争が多く発生しています。労働基準法は、法定の労働時間の上限を定めています(労働基準法32条)。その上限は、一週間について40時間、一日について8時間を超…
【多摩 労働問題】セクシャル・ハラスメントに準ずる行為?(労働裁判例紹介04) 秋田地裁令和3年7月9日判決(労働経済判例速報NO.2461、24頁)1.セクシュアル・ハラスメント使用者は、労働者の安全に配慮する義務があり、同義務には、労働環境を安全に保つことが包含されます。男女…
【多摩 労働問題】そうはいっても、解雇できないんでしょ?(労働裁判例紹介03) エンジニアに対する普通解雇が有効とされた例1.初めに労働者を雇用すると、解雇はできない。そのようなイメージを持っている方もおられます。そのため、労働契約ではなく業務委託契約を締結して、仕事…
【多摩 労働問題】労働裁判例紹介02:寝てましたけど残業代は払ってください。 福岡地裁小倉支部(令和3年8月24日)判決労働経済判例速報NO.2467本日は、泊まり込み時間の労働時間該当性が問題となった、上記判決(グローバル事件)についてご説明します。なお、タイトルを「寝てまし…